続･同居人は芸能人!?

またいつもの涼に戻った｡




「あの日さぁ､うちに何しに来たの？あんな時間に来るぐらいだから何か用があったんじゃないの？」

「うん…」

「ちゃんと奈那から言って」




本当はあたしの気持ち知っててくれてたのかな？




「あの日は涼と話がしたくて…」

「それで？」

「でも言いたい事うまく言えなくて…自分の勝手で涼に腹が立っちゃって…飛び出しちゃった…」

「言いたかった事はそれだけ？」

「ううん…」

「ちゃんと言いな？」

「全然会えなくて寂しかったの…」

「やっぱり｡ちゃんと気付いてたよ｡俺こそごめん」

「涼は謝らなくてもいいの…」




やっぱり気付いてくれてたんだ…｡




あたし一人で拗ねてバカみたいじゃん…｡





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