続・同居人は芸能人!?



もう奈那に問い詰めるしかないよな?




「何で黙ってた訳?俺一人で緊張しまくりだったし」

「ごめんね?びっくりさせてあげようと思ってさ」

「びっくりしたっつーの。まぁちょっと緊張ほぐれたからよかった…」




俺の心臓はちょっと落ち着いた。




情けねぇ…。




「奈那緊張とかしねぇの?」

「するよ。するに決まってんじゃん」

「かなり平常心に見えたからさ」

「仕事場では常に緊張感持たなきゃ」

「まぁそうだけど…」




奈那は違う意味の緊張感を持ってた。




ある意味俺よりプロ意識は強いと実感した。




って関心してる場合じゃねぇ。




もっとしっかりしなきゃな。




奈那に負けてらんねぇよ。





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