![社交界の毒婦とよばれる私~素敵な辺境伯令息に腕を折られたので、責任とってもらいます~【書籍化+コミカライズ連載中】](https://www.berrys-cafe.jp/assets/1.0.651/img/common/cover/sig3argaj9kn024.png)
- 作品番号
- 1712225
- 最終更新
- 2025/02/05
- 総文字数
- 201,881
- ページ数
- 60ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 193,152
- いいね数
- 407
- ランクイン履歴
ファンタジー(総合)6位(2024/01/11)
ファンタジー2位(2024/01/11)
私は昔から空気を読むのがうまかった。だから、悲劇のヒロインになりたい異母妹マリンの望み通り、悪役を演じている。そうしないと、マリンを溺愛している父に食事を抜かれてしまうから。
今日のマリンのお目当ては、バルゴア辺境伯の令息リオだ。
はいはい、私が頭からワインをぶっかけてあげるから、あなたたちはさっさとくっついてイチャイチャしなさいよ……と思っていたら、バルゴア令息に捕まれた私の手首がゴギッと鈍い音を出す。
悲鳴をあげるバルゴア令息。
「叔父さん、叔母さん! や、やばい!」
「えっ何やらかしたのよ、リオ!?」
そんな会話を聞いたのを最後に、あまりの痛みに私は気を失ってしまった。
今日のマリンのお目当ては、バルゴア辺境伯の令息リオだ。
はいはい、私が頭からワインをぶっかけてあげるから、あなたたちはさっさとくっついてイチャイチャしなさいよ……と思っていたら、バルゴア令息に捕まれた私の手首がゴギッと鈍い音を出す。
悲鳴をあげるバルゴア令息。
「叔父さん、叔母さん! や、やばい!」
「えっ何やらかしたのよ、リオ!?」
そんな会話を聞いたのを最後に、あまりの痛みに私は気を失ってしまった。
目次
-
- 01 はいはい、頭からワインをぶっかけてあげますね
- 02 それは、突然の出来事でした
- 03 すみません、匂いをかいでました【リオ視点】
- 04 家が変われば世界が変わるってこと?
- 05 それは私がずっとほしかった言葉
- 06 全部あの女が悪いの【異母妹マリン視点】
- 07 この人は、信頼していい人
- 08 山猫に懐かれるとこんな気持ちになる【リオ視点】
- 09 どうして、そこにいるのが私じゃないの?【マリン視点】
- 10 ガラスの小瓶①
- 11 ガラスの小瓶②
- 12 ガラスの小瓶③【ファルトン伯爵(セレナの父)視点】
- 13 用がないと会えない人【リオ視点】
- 14 私が思う最悪の事態
- 15 バルゴアであるということ
- 16 コニーと私の未来
- 17 ようやく気がつけた【リオ視点】
- 18 準備は完璧
- 19 だから、どうしてお姉さまなのよ!?【マリン視点】
- 20 もう怖くない
- 21 リオ様は演技ができない、けどすごい
- 22 ファルトン伯爵の罪【セレナの父視点】
- 23 マリンの罪
- 24 共に歩む人【リオ視点】
- 25 ようやく気がつけたのに
- 26 頼もしい味方
- 27 必死に愛を伝えて泣いてすがって頼み込んだ結果
- 28 これからずっとつづく幸せ
- 【第二部】01 隣国の夜会にて
- 【第二部】02 バルゴア領での思い出
- 【第二部】03 リオ様のお父様はいつも正しい
- 【第二部】04 私の気分を害した罪【聖女ライラ視点】
- 【第二部】05 負けません!
- 【第二部】06【リオ視点】
- 【第二部】07【リオ視点のつづき】
- 【第二部】08 対策会議
- 【第二部】09 ライラ様主催のお茶会にて
- 【第二部】10 いいことを思いついた【ライラ視点】
- 【第二部】11 平和の象徴
- 【第二部】12 やらかしてしまった……?【リオ視点】
- 【第二部】13 浅ましい心
- 【第二部】14 私はあなたの味方です
- 【第二部】15 どうして?【ライラ視点】
- 【第二部】16 ようやく分かった【ディーク視点】
- 【第二部】17 リオ様に分かってもらう方法
- 【第二部】18 結婚式の当日
- 【第二部】19 割れたワインボトル
- 【第二部】20 一番確実な方法
- 【第二部】21 こんなつもりじゃなかった【ディーク視点】
- 【第二部】22 なんとなく【リオ視点】
- 【第二部】23 アイリーン=タゼアという人
- 【第二部】24 悪者で敵①【リオ視点】
- 【第二部】25 悪者で敵②【リオ視点】
- 【第二部】26 アレッタとコニー
- 【第二部】27 お疲れ様でした
- 【第二部】28 『可愛い』の意味【ライラ視点】
- 【第二部】29 目覚めと信頼と約束
- 【第二部】30 あの頃の彼女はもういない【ディーク殿下】
- 【第二部】31 王族としての罪の償い方【ディーク視点】
- 【第二部】32 バルゴア領に帰りましょう