衝撃サイダーマン
「ええ〜〜、星夜は檸檬ちゃんを連れ戻すって事?
星夜、お前さ〜アメリカへ行って檸檬ちゃんを連れ戻すって事は……
昨日の食事会の話しにも出たけどさ〜
う〜ん…あのなぁ〜俺からの助言だ。
よく聞け!
お前が檸檬ちゃんと結婚する意思が無いならアメリカへは行くな!
檸檬ちゃんとの結婚を真剣に考えているなら行け!」

「檸檬との結婚…… オレと檸檬が夫婦になるって事だよなぁ……」
星夜は他の男に檸檬を取られたくないと思った。

「……兄貴…… オレ檸檬にプロポーズする!
今やっと決意できたよ。
サンキュー兄貴。」

「ああ。檸檬ちゃんは本当にいい子だから他の男に掻っ攫われ無いように頑張れ!
仕事の事は配送センターの部長に言っておくからさ!
ホラ、飛行機予約して檸檬ちゃん連れて帰ってこい!!」

「ありがとう兄貴。 仕事途中でゴメン。
飛行機の中から兄貴のパソコンに送信するから。」

「わかった。急げ星夜!」

「ありがとう兄貴。」と星夜は首からゲストプレートを外し、鞄を持って副社長室から走って出て行った。

その様子をニヤニヤ顔で見送った北斗だった。
「婆ちゃん、爺ちゃん、親父とお袋にも連絡するかぁ〜 ハハハハ。めっちゃ焦ってたなぁ星夜のヤツ〜 ククク。」

その後北斗は、
【星夜は檸檬ちゃんがアメリカへ行ったのを知って凄い慌てようで走って副社長室から出て行ったよ〜!
真剣に檸檬ちゃんへプロポーズするらしいから〜】
と4人へ送った。
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