衝撃サイダーマン
電車の中は無言の【サイダーマン】。
吊り革につかまって並ぶと【サイダーマン】はかなり背が高い。
「補佐は身長何センチですか? スポーツとかしてたんですか?」
「え? あ、背は185センチ。部活はバスケをしてたな。三谷さんは?」
「私は 159センチで、部活はパソコン部でした」
「パソコン部? プログラミングとか?」
「ハイ!高校の時は初心者なりに友達と簡単なゲームソフトを作りました。キャラクターが指示通り動いた時は嬉しくて友達と抱き合って喜びました」
「ふ〜ん。何か三谷さんがプログラミングとか意外だわ」
「そうですよね…私は鈍臭いから…」
「まぁ、三谷さんは理解するまで時間がかかるタイプだからな」
「ハイ…仕事頑張ります!」
「ククク。あ、ココで降りるぞ」
「ハイ」