衝撃サイダーマン
婚約者らしく
星夜と空港へ向かう。

「檸檬、朝早くて悪かったな。」

「いいえ、月曜日に突然アメリカへ来たので、仕事の事も気になってたのですが、日本へ戻ったら時差ボケとかになりますか?」

「まぁ、日本時間に戻るまでちょっと時間かかるかな?
こんなに早く出発したのはレンタカー返したり、軽めになるけど朝食を空港で食べてから飛行機に乗ればいいかなぁと思ったんだ。」

「そうなんですね。英語も分からないので、星夜さんについて行きます!」

「ククク。これからはアメリカにも来るだろうから、オレと家では英会話で過ごして英語の勉強してみる?」

「ええ〜!! 英会話で暮らすとなると私は、無口になりますよ〜」

「でも、英会話できたらアメリカに来た時にもっと楽しいと思うけど?」

「確かにそうですよね〜。英会話で生活するのは厳しそうなので、まずは英会話教室へ通います。それと…秘書検定の勉強もしたいと思っているんです。」

「ああ、もしかして春から本社の秘書室に入るから?」

「はい。それと資格があれば、星夜さんのスケジュール管理とか…お役に立てるかなぁって思って…」

「そうか。ありがとう檸檬。
凄く嬉しいけどさ〜檸檬に無理して欲しくはないから、秘書検定の資格も秘書室に入ってからでも大丈夫だからな。」っと言って檸檬の頭を撫でた星夜。
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