衝撃サイダーマン
星夜と檸檬はチョコレートやお菓子をカゴに入れ、星夜は檸檬の手を引きブランドの香水コーナーへきた。

「檸檬、婚約の記念に香水かアクセサリーをプレゼントしたいんだけど、どっちがいい?」

檸檬は星夜の優しい心遣いに嬉しくなって… 学生の頃から憧れていた事を言ってみた。

「あの〜星夜さんがイヤじやなければ…
その〜 お揃いのネックレスってどうですか?」とモジモジしながら檸檬が言うと

「ペアネックレス! いいなそれ!
そうしよう。」
と星夜さんはアクセサリー売場の店員さんに伝え、何点が見せてもらい2人が気に入ったシンプルな物を選んだ。

星夜さんは、お土産とペアネックレス、
その他に男性用のコロンも何点か選び、私のいつも使っている香水とお酒も何本か購入した。

星夜のお土産の商品を見た檸檬は"やっぱり星夜さんは気配りができる大人なんだなぁ。私も星夜さんについてもっと関心を持とう!"と思った。

お会計している星夜が振り向いて檸檬を見た。
「檸檬、出発ギリギリになってゴメンな」

「大丈夫ですよ。星夜さんありがとう」
店員さんからレシートを貰い会計が済んで店を出た。

「檸檬、25番ゲートまで急ごう」
と星夜は檸檬の手を繋ぎ、急ぎ足でゲートへ向かいそしてそのまま飛行機に乗り込んだ。
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