衝撃サイダーマン
ホテルでタクシーを降りた2人。
最上階のイタリアンレストランへエレベーターで向かう。

「檸檬。今日さ〜ここ予約してるんだ」

「イタリアンレストランですよね」

「え、ああレストランも予約したけど、その…宿泊も予約してるんだわ」

「えっ………はい」

「明日の着替えは用意してるから安心して」

「着替えも?」

「うん。檸檬との初めてのクリスマスだし、結婚まで恋人として檸檬との思い出もたくさん作りたいっていうか……」

「ありがとうございます。星夜さん」と檸檬は答えて星夜の腕に自分の腕を組んだ。

急に腕を組んできた檸檬にびっくりした星夜だが、やっと檸檬が自分に心を開いてくれたようで嬉しかった。

エレベーターを降りてレストランへ。
予約席に案内されてシャンパンで乾杯して美味しい料理を堪能した。
その後星夜は檸檬と手を繋いでスイートルームへ。
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