衝撃サイダーマン
ミニキッチンの冷蔵庫を見るとサイダーは無かった。
コーヒーセットがあったのでコーヒーを淹れながら、ミネラルウォーターをゴクゴク飲んだ檸檬。

丁度バスルームから頭をバスタオルでゴシゴシしながらバスローブ姿で星夜さんが出てきた。

「あ、おはよう檸檬。」

「おはようございます星夜さん」

「檸檬…あのさ〜…体は大丈夫か?」

「はい、大丈夫です…」と真っ赤な顔で照れながら答えた檸檬。
「星夜さん、冷蔵庫にサイダーが無いのでコーヒー淹れておきましたから飲んでて下さいね!私もシャワーへ行ってきます」
とバタバタとバスルームへ向かった檸檬。

そんな檸檬が愛おしくてたまらない星夜だった。
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