衝撃サイダーマン
と朝食後、檸檬は着替えようとクローゼットを開けると、なんと檸檬が雑誌を見て欲しかったブランドのブラウス、カーディガン、スカートがぶら下がっていて紙袋の中にカップ付きのキャミソールとショーツ、パンティーストッキングまであった。

"星夜さんからこんなに甘やかされてて良いのだろうか…"

でも欲しかった服に着替えた檸檬はテンションが上がって鏡で全身をなん度もチェックし、昨日着ていた洋服を紙袋に詰めてバックを持ちベッドルームから出た。

星夜さんも準備が整っていたので、そのままフロントでチェックアウトした。

フロントで精算している星夜さんを少し離れた所から眺めていた檸檬。

"こんな素敵な人が私の旦那さまになるんだなぁ。星夜さんの支えになるような奥さんになれるように頑張らなきゃ"
っとぼんやり考えていた。
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