衝撃サイダーマン
星夜さんが個室に移動して直ぐに檸檬は星夜さんの病室へ行った。

車椅子をお母さんに押してもらって病室へ

コンコン。
「どうぞ。」とママさんの声がして

中へ入ると、顔や頭の縫った箇所はガーゼで覆われ、まだ全身打撲の跡が茶色になっていた星夜さんがベッドで上体を起こしていた。
「檸檬…」

「星夜さん…」と檸檬は涙を流した。
車椅子でベッドの近くまで押してくれたお母さんは
「檸檬、青山さんとお茶してくるからまた後で来るね。」

「うん。ありがとう」
お母さんとママさんは病室から出ていった。
< 205 / 243 >

この作品をシェア

pagetop