衝撃サイダーマン
「ああ、独り言…ですか…
あ、補佐、コチラのドアが自宅のドアです。」
と2人は檸檬がセキュリティーシステムでドアを開けて、中に入り階段で2階に向かう。
自宅玄関扉を開けた檸檬。
「ただいま。」
ガチャっとリビングのドアが開き、お母さんの後ろからお父さんも出てきた。
「お久しぶりです。青山です。」
「お久しぶり〜せいちゃん!!」
「いやぁ〜あの星夜君がこんなに大きくなったなんて俺は信じられないよ〜。 さぁ上がって」
「お邪魔致します。」
と4人でリビングに入ると、楓兄がニヤニヤしながら座っていた。
「よう星夜! 元気だった?また随分と酷いヘアスタイルにしてんなぁ〜ハハハ」
「うるせぇよ」
「ハハハ。まあまあ〜相変わらずね、2人共。
檸檬、せいちゃんと手を洗って来なさい」
「ハ〜イ。補佐コチラです。」
「星夜が補佐だって〜 ウケるわ」と楓兄さんはお腹を抱えて笑ってた。
洗面所で手を洗っていると補佐は
「楓のヤロー、まさかアイツがいるとは…」
「楓兄ちゃんが失礼ですみません。」
「いや、アイツとは子供の頃からのツレだから、しょうがないわ」
「じゃあ、楓兄ちゃんとずぅーと友達なんですか?」
「まぁ、そうだな。日本人の友達は楓くらいだな」
「………知らなかった…」
と手を洗ったのでリビングへ戻った2人。