衝撃サイダーマン
病室の３人は＊＊＊

北斗さんが車椅子を押してくれて病室へ戻ると
３人は春から稼働の東北配送センターのシステムや社内システム、ホームページの件でマイクさんとサムさんと星夜さんが英語でパソコンを覗き込みながら話し合いをしていた。

「マイク、サム、そろそろ会社に戻ろうと思うんだが…」と北斗さんが呼びかけると
「OK！」とマイクさんとサムさんは星夜さんに何か英語で伝えて北斗さんと帰って行った。

「あのさ〜檸檬…」

「ん？何」

「マイクとサムから打診されたんだけどさ〜」

「うん。」

「マイクとサムで会社を起こすからオレに手伝って欲しいって相談されたんだ」

「マイクさんとサムさんで会社を立ち上げるんですか！すごいですね。」

「ああ。オレが会社起こした時も2人には世話になったし力になれたらと思ってる。
そして、もし2人の会社で働くならオレは日本で仕事すれば良いって言ってくれたんだ。」

「じゃあ…在宅勤務って事ですか？」

「ああ。アイツらオレの将来の事心配してくれてるんだよ」

「星夜さんはアメリカへ行かなくても良いんですか？」

「ああ。今度からはアニメのイベントにあわせてアイツらが日本へ来るんだってさ」

「星夜さん。マイクさんとサムさんがチャンスを与えてくれたんですね。」

「そうなんだ。
オレが会社に通勤しなくても良い方法をあの2人は考えてくれたんだ。
本当に有り難い話しで感謝だなぁ…

マイクとサムは、一応事務所を構えるって言ってた。
まぁあの2人はわりと近所に住んでるから自宅の近くにするつもりって言ってたよ」

「そうなんですね」と檸檬は明るい気持ちで星夜に微笑んだ。
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