衝撃サイダーマン
「檸檬〜先にお風呂入って寝なさい」

「うん。私も今日はいろんな事があって疲れたからお風呂入って寝るね」

「檸檬お父さんは、星夜君の協力で畑山さんは諦めると思うぞ。安心して寝なさい。」

「うん。ありがとうお父さん。じゃあお風呂入ってくるね」

お父さんはニコニコして頷いてくれ、檸檬はリビングから出て行った。

「ねぇ、お父さん…檸檬大丈夫かなぁ」

「ああ、大丈夫だあの星夜君はイケメンな上に仕事ができる子だ。
そのままウチの檸檬と結婚してくれたらとオレは思ってるんだ」

「やっぱり〜? 私もせいちゃんと檸檬なら上手くいくと思うし、同棲までするってさ〜少しはせいちゃんも檸檬の事を気に入ってるんじゃあないかなぁって思ったんだけど…」

「だってさ、星夜君は檸檬に楓と親友だって言う機会があったと思うのに言わなかったのは…星夜君の方が檸檬を意識してたのかなってオレも思ったんだわ。ハハ。 ご縁があればくっつくと思うよ?」

「青山家なら、安心して嫁がせられるんだけどなぁ〜。 檸檬は中学の時にクラスで仲間外れになってから自分の容姿や性格に自信持てなくなったからなぁ…」

「でも、謙虚さは会社の同僚として星夜君は檸檬の事をわかってると思うぞ」

「そうあって欲しいなぁ。
星夜君が檸檬のトラウマを解決してくれるといいんだけどなぁ〜」

「まぁ俺たちは、檸檬のストーカーになった畑山さんが諦めるように2人を見守っていこう」

「うん。そうだね〜。本当に檸檬に何もない事を祈るしかないわ」

「ああそうだなぁ」

と両親は檸檬の心配をしていた。
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