衝撃サイダーマン
その時に、檸檬は大学へ進学すると話を聞いたオレは、
「檸檬ちゃんに就活でウチの会社をエントリーするように言えば？」

「いくらなんでも社長家族の知り合いはマズいだろ？」

「多分、受けたら即採用だと思うぞ！ハハ」

「まぁ、一応アオヤマドラックストアも受けるように葵とプッシュしてみるわ」と楓と葵は頷いていた。
オレも、一応、家族にも実家へメシを食べに行った時に檸檬の就活の話をしておいた。

何も知らない檸檬は、就活が始まってすぐウチの会社にエントリーしたらしく、アンテナを張っていた兄貴が人事に掛け合い内定を出した。

楓と葵から連絡が入り、
「セイ！檸檬の内定ありがとう。どこも内定貰えないかも〜って悩んでたから内定出て喜んでるわ。
本当にありがとう。北斗さんや親父さんにも宜しく伝えて欲しい。」

「ああ、皆んな喜んでくれて良かった。
あ！でもおばさんやおじさんにはオレ達が関わってる事は言うなよ！」

「ハハハハ。言わなくても2人にはバレバレなんだわ。知らないのは檸檬だけだな〜」

「そうか」

「セイ。また飲みに行こうな」

「ああ。じゃあまた連絡するわ」

「ああ」ピッ！　
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