衝撃サイダーマン

「オイ、高収入の銀行員さん。
ここだとなんだからそこのコーヒーショップに入って話そうか」と星夜さんが歩き出したので私も後をついて歩くと畑山さんが急に私の腕を引っ張ったので
「きゃあ〜 畑山さんやめて下さい!」と叫ぶと前を歩いていた星夜さんが、畑山さんを合気道?の技で倒した。

「オイ!ストーカー! 檸檬はオレと結婚するんだから、お前とは結婚しないんだよ!」

「ゔ〜」と言いながら立ち上がった畑山さん。
「檸檬さん、何故僕じゃなくコイツと結婚する事にしたんだ? こんな条件の良い僕の申し出を断るなんて考えられない!」

「ハァ…君は客観的な自分がわかってないようだから、はっきり檸檬が何故君を選ばなかったかオレが教えてやるよ!
檸檬は君の事は生理的に無理だそうだ。
食事のマナー。自分の自慢話。マザコンそれから病気だから仕方ないかもしれないが、しょっちゅう ところ構わず鼻をかむのもイヤなんだってさ〜」

「食事のマナー?キチンと2人で食べたじゃあないか。」

「檸檬は言いにくいだろうからオレが教えてやるけど〜 くっちゃくっちゃ食べるのが気持ち悪いらしいぞ! しかも普通は、食事中に顔を背けたり退室して鼻をかむんだよ。でも君は相手を無視して鼻をかんでるらしいじゃん。食事中に汚いんだよ」
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