衝撃サイダーマン

「ハハハハ！　星夜〜檸檬ちゃんとさ〜
本当に婚約して結婚しちゃえば？
ねぇ婆ちゃん？」

「そうよ！星夜、こんなキュートなお嬢さんと別れちゃダメよ！！
檸檬ちゃん、青山星夜のお嫁さんにならない？」

「婆ちゃん！！　檸檬だってオレとの婚約者ってのだって戸惑いながら頑張ってるんだ。
オレなんかと結婚なんて無理だと思う」

「じゃあ、キュートな檸檬ちゃんは星夜なんか気持ち悪くて嫌い？」

「星夜さんは…真面目で誠実ですし…優しい方です。
モデルさんみたいに素敵なので、私には釣り合わないと思ってます……」

「Oh！No！檸檬ちゃん。あなたはキュートでビューティーフルよ〜。
あまり自分を卑下してはいけないわ〜。
でも、檸檬ちゃんのご両親のお許しが無いとね〜
話しを進められないしね。
ご両親の意見と、ウチのママさんとパパさんにも聞いて〜」

「青山家は檸檬ちゃんがお嫁さんになってくれたら嬉しいわ〜ねぇ〜パパ？」

「ああ。俺も賛成！！」

「ウチも星夜君が檸檬をもらってくれる意思があるなら賛成です。
星夜君がイヤなら諦めますが…」とウチのお父さんが言った。
お母さんはニコニコして頷いている。