届かない想い
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それからずっと仲良くしてきたけど、この気持ちは消えるどころか年々強まるものだった。



俺を“友達”として気を許してくれている四宮をみると、たまに罪悪感がひどくなる。



でも、


「仕方ないだろ…好きなんだから」


「ふる君さぁ、なんでそんなに好きなのに我慢してるの」

「……友情、壊したくない」



「へたれ」


「だまれ、アヤ」



俺の部屋でベッドに寝転んで、漫画を読む綾瀬。



こいつには、俺が四宮のことを好きなことが知られている。





「……友達としての好きにならたら、楽なのに」




「…ふる君がそれでいいならいいけど…俺は、君には幸せになってほしいよ」



「んーーーーーーーー」
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