世界で1番幸せな私~イケメン御曹司の一途で情熱的な溺愛に包まれて~
「ごめんなさい、まだ見つからないんです。色々探したんですけど、どこにもいなくて……」
「大丈夫、必ず見つかる。大丈夫だから」
不思議だ。
理仁さんが言うと、絶対「大丈夫」だって思えた。何ともいえない安心感が湧き上がる。
「双葉、もう一度、もみじさんが行きそうなところを考えるんだ」
「……すみません。これ以上、どこを探せばいいのかわからなくて。私は結仁の母親なのに情けないです。本当にどうすれば……」
行けそうなところはだいたい探した。
もみじちゃん、本当にどこにいるの?
お願いだから早く結仁を返して……
「大丈夫だ、俺がいる。君が落ち着けるように手を握ってる。考えるんだ、きっと何か思い出せるはず」
私の手に理仁さんの手がそっと絡まる。その一瞬で、生きた心地がしなかった私の体に、温かい血がかよったような気がした。
そして、さらにギュッと力が込められると、理仁さんの結仁への愛情も、勢いよく流れ込んできた。
「大丈夫、必ず見つかる。大丈夫だから」
不思議だ。
理仁さんが言うと、絶対「大丈夫」だって思えた。何ともいえない安心感が湧き上がる。
「双葉、もう一度、もみじさんが行きそうなところを考えるんだ」
「……すみません。これ以上、どこを探せばいいのかわからなくて。私は結仁の母親なのに情けないです。本当にどうすれば……」
行けそうなところはだいたい探した。
もみじちゃん、本当にどこにいるの?
お願いだから早く結仁を返して……
「大丈夫だ、俺がいる。君が落ち着けるように手を握ってる。考えるんだ、きっと何か思い出せるはず」
私の手に理仁さんの手がそっと絡まる。その一瞬で、生きた心地がしなかった私の体に、温かい血がかよったような気がした。
そして、さらにギュッと力が込められると、理仁さんの結仁への愛情も、勢いよく流れ込んできた。