世界で1番幸せな私~イケメン御曹司の一途で情熱的な溺愛に包まれて~
私の名前を見て、受付の女性は少し驚いたような顔をした。
「あ、はい……」
「常磐より聞いております。松雪様が来られたら、これをお渡しするようにと」
えっ? 私、常磐さんに名前を言ってなかったけど……
そっか、ママさんに聞いたのかな?
「あ、ありがとうございます」
受け取った名刺サイズのカードには、英語で「welcome to TOKIWA」と書かれていた。
「こちらをご提示いただきますと、いつでも、どのコースでも、どちらのスクールでも、ご自由に何度でもご使用いただけます」
「えっ? そんな……あの、こんなことをしていただく義理はないというか……その……」
私のあたふたしてる姿を見て、女性は少し笑いを堪えていた。
「常磐は、松雪様は大切で特別なお客様だからと申しておりました。どうぞ遠慮なくお使い下さい」
――大切で特別?
この前少し話しただけなのに?
あの人は、いったい何を考えているの?
「あ、はい……」
「常磐より聞いております。松雪様が来られたら、これをお渡しするようにと」
えっ? 私、常磐さんに名前を言ってなかったけど……
そっか、ママさんに聞いたのかな?
「あ、ありがとうございます」
受け取った名刺サイズのカードには、英語で「welcome to TOKIWA」と書かれていた。
「こちらをご提示いただきますと、いつでも、どのコースでも、どちらのスクールでも、ご自由に何度でもご使用いただけます」
「えっ? そんな……あの、こんなことをしていただく義理はないというか……その……」
私のあたふたしてる姿を見て、女性は少し笑いを堪えていた。
「常磐は、松雪様は大切で特別なお客様だからと申しておりました。どうぞ遠慮なくお使い下さい」
――大切で特別?
この前少し話しただけなのに?
あの人は、いったい何を考えているの?