世界で1番幸せな私~イケメン御曹司の一途で情熱的な溺愛に包まれて~
疑問に思いながらも、正直、胸がザワザワしてる。
「大切」も「特別」も、私にすればあまりにもドキドキする言葉で、今までそんなことを男性に言われたことがなかったから。
私は、あれから時々、常磐さんのことを考えていた。
ふとした時、なぜだかわからないけど、あの人の顔が浮かんできて……。もう一度会いたいな、会って話ができたら嬉しいな……って、そんな淡い期待をバカみたいに抱いてしまって。
「松雪様、こちらに着替えていただき、プールサイドでお待ち下さい。すぐに本日のインストラクターがまいりますので」
「は、はいっ。ありがとうございます」
結局、カードを受け取ってしまい、変な罪悪感に苛まれた。
でも、今後、これを使うことはない。だって、常磐さんに会えても会えなくても、体験コースを1度だけ受けたら辞めようと思ってここに来たから。さすがに、スクールの入会金や月謝は、今の私には高額過ぎる。
それに、常磐さんと何の関係もない私が、カードの特典を使って厚かましく通い続けるなんておかしい。
「大切」も「特別」も、私にすればあまりにもドキドキする言葉で、今までそんなことを男性に言われたことがなかったから。
私は、あれから時々、常磐さんのことを考えていた。
ふとした時、なぜだかわからないけど、あの人の顔が浮かんできて……。もう一度会いたいな、会って話ができたら嬉しいな……って、そんな淡い期待をバカみたいに抱いてしまって。
「松雪様、こちらに着替えていただき、プールサイドでお待ち下さい。すぐに本日のインストラクターがまいりますので」
「は、はいっ。ありがとうございます」
結局、カードを受け取ってしまい、変な罪悪感に苛まれた。
でも、今後、これを使うことはない。だって、常磐さんに会えても会えなくても、体験コースを1度だけ受けたら辞めようと思ってここに来たから。さすがに、スクールの入会金や月謝は、今の私には高額過ぎる。
それに、常磐さんと何の関係もない私が、カードの特典を使って厚かましく通い続けるなんておかしい。