世界で1番幸せな私~イケメン御曹司の一途で情熱的な溺愛に包まれて~
頭を下げる姿にキュンとする。
強引な人だけど、きちんと謝れる常磐さんに誠実さを感じる。
「とんでもないです。常磐さんのおかげですごく楽しんでます。プールも素敵で、夕食も美味しくて、本当に夢みたいです」
「それなら……良かった」
柔らかくて座り心地の良いソファに腰掛けるよう促され、私達はほんの少し間を空けて隣同士に座った。
スーツ姿の常磐さんから、香水のとても良い匂いがする。男性の色気が漂う香り、ただそれだけでクラクラしてしまいそうになる。
スイートルームの高級な調度品、さりげなく飾られた有名な絵画。そして、常磐さんというこの世のものとは思えない程美しい男性。
その全てがあまりにも現実離れしている。
こんな贅沢で夢のような空間に、やっぱり自分は、「存在してはいけない世界」に迷い込んだのかも知れないと……本気で思った。
強引な人だけど、きちんと謝れる常磐さんに誠実さを感じる。
「とんでもないです。常磐さんのおかげですごく楽しんでます。プールも素敵で、夕食も美味しくて、本当に夢みたいです」
「それなら……良かった」
柔らかくて座り心地の良いソファに腰掛けるよう促され、私達はほんの少し間を空けて隣同士に座った。
スーツ姿の常磐さんから、香水のとても良い匂いがする。男性の色気が漂う香り、ただそれだけでクラクラしてしまいそうになる。
スイートルームの高級な調度品、さりげなく飾られた有名な絵画。そして、常磐さんというこの世のものとは思えない程美しい男性。
その全てがあまりにも現実離れしている。
こんな贅沢で夢のような空間に、やっぱり自分は、「存在してはいけない世界」に迷い込んだのかも知れないと……本気で思った。