世界で1番幸せな私~イケメン御曹司の一途で情熱的な溺愛に包まれて~
胸の1番高い場所を舌で刺激され、思わず声が出た。自分でも聞いたことがないような、とてもいやらしい声が。


常磐さんは、こんな私をどう思っているだろう?
もしかしたら嫌われてしまうかも知れない。それでも、大きな手のひらで、緩急をつけながら両方の胸を揉みしだかれると、どうにも止められない快感に支配された。


「気持ちいい? 双葉の胸はすごく柔らかい。綺麗だ……」


「綺麗なんかじゃ……な……い。あぁ……っ、常磐さん……」


今の私に羞恥心や理性は存在しないの?
本当に、これが私?


「俺のこと、常磐さんなんて呼ぶな。俺の名前は『理仁』だ。理仁って言って」


「そんな……こと、ああっ……言われても……」


「呼ばないと気持ち良くしてやらない」


「……そんな……意地悪です」


「もっとしてほしい?」


「……はい」


「だったら理仁って」


「……理仁さん。私、何だか体が熱くてどうにかなってしまいそう……」


「声も顔もすごく色っぽい。じゃあ、ちゃんと名前を呼べたご褒美に……いっぱい気持ち良くしてやる」
< 60 / 192 >

この作品をシェア

pagetop