世界で1番幸せな私~イケメン御曹司の一途で情熱的な溺愛に包まれて~
お互い、全てを脱ぎ捨て絡み合う。
理仁さんの胸板に薄らとにじむ汗。
何度もキスを繰り返し、決して離れないと密着させる体と体。


私達は、何時間も果てしない快楽を味わい、最高の瞬間を2人で迎えた。


「綺麗だ。双葉は、体まで俺をとりこにした。この素晴らしい体……一生俺だけのものにしたい」


「嬉しいです、本当に……。私、理仁さんに抱かれて幸せでした。だけど、結婚は……できません」


「なぜ? なぜそんなに結婚を嫌がる? 俺には君しかいない」


ベッドの上で、私に迫る理仁さん。
その瞳は、切なく潤んでいた。


「もし、それが本当ならどれだけ有り難いか。私も……もちろん幸せな家庭を築けたらって思います。でも、私は理仁さんには似合わない。どう頑張っても釣り合わないんです」


「双葉への想いは本物だ。この気持ちは絶対に揺るがない。俺は、君と一緒に未来を歩みたいんだ」
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