世界で1番幸せな私~イケメン御曹司の一途で情熱的な溺愛に包まれて~
胸がときめく瞬間~もみじside~
「今からですか? ごめんなさい……でも……わかりました。じゃあ、行きます」
隣の部屋から聞こえる双葉ちゃんの声。
よく聞き取れないけど、いったい誰と話してるんだろう? 何だか様子がおかしい?
「双葉ちゃん、大丈夫?」
「えっ!! あっ、びっくりした……。もみじちゃんどうしたの?」
「どうしたのって、双葉ちゃん大丈夫? 顔色悪いよ」
「へ、平気だよ。ごめんね、ちょっと出てくるね。結仁はもう眠ってるから」
「えっ、あっ、うん……わかった。気をつけて」
こんな夜遅くにどこに行くの?
まさか、男?
ものすごく気になる。
お母さん達がいるし、結仁は大丈夫。
そう思うと、私の体は勝手に動いてた。
家から5分ほど歩いたところに大きな車を停めて話してる2人。
双葉ちゃんと会ってる人は誰なの? ここからじゃ暗くてあまりよく見えない。
かろうじて声が聞こえるところまでゆっくり近づく。まるで探偵みたいで、ミステリー小説の中に迷い込んだ気分になる。
「理仁さん」
「悪かった、出てきてもらって」
「いえ……」
理仁?
誰、理仁って。
隣の部屋から聞こえる双葉ちゃんの声。
よく聞き取れないけど、いったい誰と話してるんだろう? 何だか様子がおかしい?
「双葉ちゃん、大丈夫?」
「えっ!! あっ、びっくりした……。もみじちゃんどうしたの?」
「どうしたのって、双葉ちゃん大丈夫? 顔色悪いよ」
「へ、平気だよ。ごめんね、ちょっと出てくるね。結仁はもう眠ってるから」
「えっ、あっ、うん……わかった。気をつけて」
こんな夜遅くにどこに行くの?
まさか、男?
ものすごく気になる。
お母さん達がいるし、結仁は大丈夫。
そう思うと、私の体は勝手に動いてた。
家から5分ほど歩いたところに大きな車を停めて話してる2人。
双葉ちゃんと会ってる人は誰なの? ここからじゃ暗くてあまりよく見えない。
かろうじて声が聞こえるところまでゆっくり近づく。まるで探偵みたいで、ミステリー小説の中に迷い込んだ気分になる。
「理仁さん」
「悪かった、出てきてもらって」
「いえ……」
理仁?
誰、理仁って。