世界で1番幸せな私~イケメン御曹司の一途で情熱的な溺愛に包まれて~
「この前のこと、やっぱりもう一度、きちんと話をしたくて。朱里ちゃんにここから電話してみればいいと言われて……」
「そうですか……。理仁さんに話してしまったって、朱里から聞きました。すごく謝ってくれて。でも、私のために言ってくれたんだってわかってるんで……」
「俺が無理やり双葉のことを聞き出したんだ。朱里ちゃんは君のことを本気で心配してた」
えっ、何? 双葉?
双葉ちゃんのことを呼び捨てする男がいるなんて。
「……そうですよね。本当に私を大事に思ってくれて、朱里には感謝しかないです」
「俺、どうしても知りたかった。双葉がどうしてるのか」
「クシュンッ」
あっ! しまった。
「……も、もみじちゃん? どうして?」
嘘、この見つかり方、コントみたいじゃない。
これじゃあ探偵失格だよ。
「あはは~。見つかっちゃった」
私は、仕方なく、双葉ちゃんの前に姿を晒した。
「着いてきたの?」
「えと~。さっきの双葉ちゃんの様子がおかしかったから心配で……」
その時、奥の暗闇から飛び出してきたあまりにもイケメンな男性に、私は思わず腰が抜けそうになった。
ちょっと待って!
な、何、この人、モデルさんなの?
こんな素敵な人がこの世にいるなんて。
「そうですか……。理仁さんに話してしまったって、朱里から聞きました。すごく謝ってくれて。でも、私のために言ってくれたんだってわかってるんで……」
「俺が無理やり双葉のことを聞き出したんだ。朱里ちゃんは君のことを本気で心配してた」
えっ、何? 双葉?
双葉ちゃんのことを呼び捨てする男がいるなんて。
「……そうですよね。本当に私を大事に思ってくれて、朱里には感謝しかないです」
「俺、どうしても知りたかった。双葉がどうしてるのか」
「クシュンッ」
あっ! しまった。
「……も、もみじちゃん? どうして?」
嘘、この見つかり方、コントみたいじゃない。
これじゃあ探偵失格だよ。
「あはは~。見つかっちゃった」
私は、仕方なく、双葉ちゃんの前に姿を晒した。
「着いてきたの?」
「えと~。さっきの双葉ちゃんの様子がおかしかったから心配で……」
その時、奥の暗闇から飛び出してきたあまりにもイケメンな男性に、私は思わず腰が抜けそうになった。
ちょっと待って!
な、何、この人、モデルさんなの?
こんな素敵な人がこの世にいるなんて。