佳那がたり

初の10万字越え長編、完結しました!

 皆さま、こんにちは。
 前回の更新日は1月31日でしたので、約ひと月ぶり!
 時が経つのが早すぎて、息切れしそうな泉南佳那です。

 まだまだ寒い時期、あらゆる感染症が流行っているようですが、お元気でお過ごしでしょうか。

 この2月。執筆三昧の日々を過ごしておりました。
 
 そして、ようやく昨日、アルファポリスにて連載をしておりました『もつれた心、ほどいてあげる~カリスマ美容師御曹司の甘美な溺愛レッスン』という作品を書き上げることができ、今朝、無事、完結することができました。
 (後日、ベリーズカフェやエブリスタにも掲載する予定ですが、現在はアルファポリスのみの公開です)

 この賞には昨年も応募していましたが、まったくカスりもせずで(;'∀')
 チャレンジ2年目の今年は、昨年よりも多くの皆様にご投票いただくことができ、順位が大幅にアップし、とても嬉しく思っています。
 本当にありがとうございました(^▽^)

 さて。
 もともと、この作品は昨年のベリーズカフェの恋愛小説大賞応募の際に構想したものでした。はじめの2万字ほどはすらすら書けたのですが、そこから完全に行き詰まり、放置していました。

 その代わりに書いたのが、『凄腕イケメン御曹司は最愛シンデレラをとめどない愛で酔わせたい』(現在はエブリスタのみで公開)です。

 アルファポリスの大賞にも『凄腕イケメン御曹司』で応募しようとのんびり構えていたのですが、事情により、新作を書かざるを得なくなり……
 うわ、どうしようと焦るはめに。

 遅筆のわたしには、新作を一から書くのはかなり厳しいスケジュール、しかも年末年始はただでさえ時間がとりづらい。

 そこで眠っていた本作を引っ張り出してくるはめになりました。
 すでに2万字書いているというのは、大きなアドヴァンスだったので。というより、他に選択肢がなかったというか。

 ただ、時間を置いたからと言って、進まなかったものはやはり進まない。
 結局、最初の1カ月はほぼ悩んでいるだけの時間が過ぎていく感じでした。

 1月末のエントリー段階で、約半分の6万字。残りの6万字弱をほぼ1カ月で書いたことになります。

 締め切りがあるのは、大事ですね。
 必死で書きますから。

 それから、ご感想やお気に入り登録もたいへん大きな励みになりました。
 本当にありがとうございますm(_ _"m)

 執筆するたびに思うのですが、小説を書くのはマラソン(実際に走ったことないけど)のようなものだなと、今回もしみじみ感じました。

 走り出しはいつも快調に進むのですが、中盤に入るあたりで、必ず行き詰まってしまう。

 それでも、ひーひー言いながら進んでいるうちに、だんだんまわりの風景が見えるようになってきて、そしてかすかにゴールが見えてくる。
 そこまで行くと、一気呵成(かせい)に進んでゆけるのですが、そこにたどり着くまでが、とにかく長い。

 あるいは編み物みたいなものだと思うこともあります。
 一目一目、編み目を作るように一語一語、言葉を紡いでいく。
 完成した時の喜びも同じように思います。

 そして……
 書き終わるともう、次は何を書こうかと考えてしまいます。
 いや、終わりが見えてきたときには、もう考えているかも。

 〈今作の反省を踏まえて、新たな恋愛もの?〉

 〈最近、大河ドラマ『光る君へ』にハマっているので平安もの?〉

 〈でも、西洋ファンタジーにも興味あるし〉

 〈前から書きたいと思っている大正ロマン?〉

 などなど、書きたいことは山ほどあるけれど、そう簡単に書けないことが、本当にもどかしい。

 とりあえず、コーヒーでも飲んで、一息入れてから、まず本作の番外編を書こうかなと思ってます。
 書けたら、またお知らせしますね(^o^)

 それでは、また。

 2024・2・26






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