佳那がたり

新年のご挨拶とおせち料理のこと

新年あけましておめでとうございます。
わたしの住んでいる地域は晴れて、穏やかでのんびりとした元日を迎えました。

皆さまはいかがお過ごしでしょうか。

今年も自分のペースでコツコツと執筆を続けていく所存です。
新作を投稿した折には、また多くの皆さまにお読みいただけるととっても嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします🙇‍♀️💕

さて、昨今はおせち料理は買うのが一般的なのではないか、と思いますが、普段はズボラで、家事も極力手抜きですませるわたしが、おせち料理だけは毎年、数品手作りしています☺️




お重は15cm角ぐらいの小さなものです。

作った料理は
黒豆、栗きんとん、たたきごぼう、ブリの照り焼き、鳥の唐揚げ、レンコンと筍と椎茸の炒め煮、そしてローストビーフ。
伊達巻や昆布巻きなどは市販のものです。

毎年、デパートや料理屋さんの美味しそうなおせちのチラシを見て、「今年は作らずに買おうかな」と思うのですが、やはり習慣は変えられず、少し面倒だと思いながらも、年末の二日間をおせち作りに費やしてます。

もうはるか昔、わたしが小学生の頃ですが、今は亡き父が、ある年から急に趣味でおせち料理作りを始めました。
何かきっかけはあったと思いますが、聞いてはおらず、今となってはわかりません。

父はもともとグルメだったこともあり、食材の買い出しに築地やアメ横へ出掛け(ある時は京都の錦市場まで行ったこともありました)「料理は科学だ」などと言いながら、何日もかけて、ふっくらした黒豆を炊いたり、まあ、とにかくこりに凝っていました。

その父のおせちを携えて、親戚の家で過ごすのが、毎年の決まり事でした。

わたしはもちろん、そんな手間暇はかけていられないので、食材は近所のスーパーですませますが、なんとなく手作りにこだわってしまうのは、そんな父の影響があるのかも、などと思っています。

新年早々、たわいもないお話で失礼しました🙇‍♀️

それでは、本年も皆さまにとって、すてきなことがたくさんの一年になりますように🙏


(追記)
こちらをアップしたすぐ後に石川県を中心とした大きな地震が起きました。
被害に遭われた皆さまには、心よりお見舞い申し上げます。

2024.1.1
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