一途で嘘つきな先輩は、私を溺愛してきます。















昼休み



「千代華。今日俺仕事あるから、先帰ってて」



「あ、はい!私も予定あるのでっ…」


「男じゃないよね?」



「ち、違うもんっ…」「女?なら言えるんじゃないの」



「……、先輩は知らなくていいのっ」


「なにそれ、傷つく」


私の唇に軽くキスを落とす。


「へっ……、あ、あのっ…ん、…っ」


キスをちゅ、ちゅ…と、連続で落とす先輩。


キスすぐする…かるいなぁ…


されすぎてもうわかんなくなっちゃった。
抵抗する意味も。



「一緒に帰れないから補充してんの、」



………てか、先輩が仕事って…珍しい。家で全部済ますか、朝全部やるって言ってるのに



嫌な…予感する。偶然…だよね、



嫌な予感がするけれど、……まぁ、いっか



私は考えを押し込んでキスをされ続けた。


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