一途で嘘つきな先輩は、私を溺愛してきます。
「先輩っ……も、むりぃっ……恥ずかしい……っ!」
「ん、ダイジョーブダイジョーブ。」
そう言いながらプチっとボタンを外す先輩。
逃げることもできないしっ……、
次胸のとこ見えちゃ……っ
「っ〜〜!!やぁ、っ先輩っ〜〜…っ!」
「ん、俺やなの?」
ボタンを直前で止められ、私の目を見てくる先輩。
「やっ……、」「じゃ、…別れたい?」
「へっ……?」
「ん、もう一度?俺のことやなら別れる?」
「それは違うもんっ……!!」「だって俺がや、って言ったじゃん」
せ、先輩っ、いま口角ちょっと上がったっ…!!
わざとだっ……
「先輩、いじわる〜っ……」
「それは前から知ってるじゃん。今更?」
ううっ………、それは確かに?
「はいはい、じゃボタン外すのはやめてあげる。」