一途で嘘つきな先輩は、私を溺愛してきます。
可愛すぎる俺の彼女。
ふにゃっと笑う千代華を1度抱きしめてから、少し離れて眠りについた。
湊side end
「………ん、………ふ、…ぁ、」
朝だー……起きなきゃー…、学校だー…
「おはよ、千代華」
甘い少しかすれた声が上から聞こえる。
今、どういう状況……?
「いやー……、1回ギュッてしてから寝ようって思って抱きしめたら俺が寝てる間に抱きしめてたらしくさー、…って千代華?」
「ひ、………え、」
恥ずかしい、なんと言ったらいいのだろう。
忘れてた、、私寝る時抱きつく癖があった…
「顔、あっか……、」
「っ……、うぅ、っ……」
「だーめ、目逸らさんでよ」
やだよ……恥ずかしいっ、、
「………く、」
「く?」
「癖で、………その抱きついちゃうの…っ」
「ふーん……かわいー癖だね?理由は?」
り、理由まで聞いてくるなんて……っ