一途で嘘つきな先輩は、私を溺愛してきます。



勝手に拗ねてぇ……、、ふんっ


………っ、



「……先輩っ?」



「………」


無言貫きですか…


「キスしたいです…っ、」



「………やーだ」


勇気出して言ったのに、、


「やだはやだ…よ、」


そう言ってぎゅっと抱きつく。



「……なに、」



「なんで、怒るの…、キスも……
私のこと…………やなの、?」




「………は。」



「私先輩が別れるって言っても別れてやんないんだからっ……」



「……、」



なんで……なんも言ってくれないの、



「先輩、なんて…知らないもんっ」



私はベッドから出て、私服にも見える部屋着の上に長いカーデを羽織った。

「……、千代華、だめ。」




「知らない、」「こら、」


「…きゃ、」



腕をグイッと掴まれて先輩の腕の中。



「なに逃げてんだよ、」



「先輩無言なんだもん……っ、」


正直に答えた。


いや私もちょっと怒りすぎかなとは思ったけどさ……、


< 154 / 246 >

この作品をシェア

pagetop