一途で嘘つきな先輩は、私を溺愛してきます。
「今日、優ちゃんが来てるんだーっ」



「ほんとだー、優ちゃんこんにちはー」


「こんにちはーっ、お久しぶりです!」



「久しぶりねーっゆっくりしていってね」


お母さんがにこにこで言う。


「はいっ!あ、そういえば報告があるんですけど……」


「どうしたの?」




うわっ……、お父さんのかっこよさが目立つ…



お母さんもお父さんも美人なのに私はどうしてその遺伝子を受け継がなかったの?



「あのですねーそこにいる千代華がー…」



もしかして、、先輩のこと話そうとしてる?



だったら私は黙っておこう、自分から話すのちょっと恥ずかしいし、


「彼氏が出来たんですよ」


「え」「…やっぱりねー、」



お父さんめっちゃ目見開いてるよ、、


お母さんは予想していたかのような反応を見せる、



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