一途で嘘つきな先輩は、私を溺愛してきます。
「うっそ………、あの二人できてたのっ……!!?」





「いやー…っ!けどお似合い………♪」




男バスはいなくて女バスが多いみたいだ……





「会長さっ……、やばいですっ……て、皆さんに見られてますっ………!」



「ん、見せつけた方が明日有利でしょ?」




「で、でもぉっ……!!」..






「恥ずかしいっ………!!おろ、してっ」




私はおろして欲しいがために暴れる。




「ありゃりゃ、千代華が素直になれば済むのに………」



「やだ………っ……」





涙が出てきそう。




「ふっ、昔と一緒で泣き虫だな。、」




ばかにしてるっ………!!?



「え、………待って、昔って……」





「……なんのことー?」




とぼける会長。





ひ、酷いっ………絶対昔って言ったのにっ………!!






でもほんっっとうにわかんない……




思い出してるうちに私は車に乗せられていた。



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