一途で嘘つきな先輩は、私を溺愛してきます。

再び実感する


「すっ…ごぉい……!!綺麗っ…!」



「それなら良かった。」




今私たちのいるところは、最寄り駅から約20分程度のところにある海。



今日は晴れだからものすごく水面がキラキラしてて綺麗…!!(語彙力皆無…)


「千代華こーゆーとこ好きそーだと思って」


よ、よく分かっていらっしゃって……



「大好きです……っ!」



そう言って先輩の腕に抱きついた。



わ、ちょっと大胆だったかな……、、



「………、ちょっと離れよ「やですー、
あと私聞きたいことがあるんです。」




今日着てきた白いオフィショルワンピースが潮風に揺らされる。



「………なに?」「…先輩。」


入学式に感じた懐かしさ。

先輩が口にした昔。


それはどうしてもしっくりくるもので。


< 169 / 246 >

この作品をシェア

pagetop