一途で嘘つきな先輩は、私を溺愛してきます。
再び実感する
「すっ…ごぉい……!!綺麗っ…!」
「それなら良かった。」
今私たちのいるところは、最寄り駅から約20分程度のところにある海。
今日は晴れだからものすごく水面がキラキラしてて綺麗…!!(語彙力皆無…)
「千代華こーゆーとこ好きそーだと思って」
よ、よく分かっていらっしゃって……
「大好きです……っ!」
そう言って先輩の腕に抱きついた。
わ、ちょっと大胆だったかな……、、
「………、ちょっと離れよ「やですー、
あと私聞きたいことがあるんです。」
今日着てきた白いオフィショルワンピースが潮風に揺らされる。
「………なに?」「…先輩。」
入学式に感じた懐かしさ。
先輩が口にした昔。
それはどうしてもしっくりくるもので。