一途で嘘つきな先輩は、私を溺愛してきます。
第6章 甘くて苦いチョコレートパフェは定番

祝福


海に行ったあと、色んなところを回りいつの間にか夜になっていた。



「先輩って妹さんいるんですか…?」



「ん、今中3」


「わぁっ……い、一個下だっ…!?」



「なんか嬉しそーだね」



「私妹タイプだってずーっと言われてて……後輩にもからかわれることがよくあったんです……」



「へー……ちなみにからかった後輩後で
言いなよ。」


「……?は、はいっ」


「……まぁでも実際妹だし、妹タイプだよねー、うん……あー」


「ど、同感っ、みたいな声出さないでっ…」



「んー…でも、お姉ちゃんになれるんじゃない?」



「ほ、ほんとですかっ……って本物になりたいんですって私……っ、」



でも、ワガママだしお母さんに迷惑だし……うぅ、…あぅ……



「義理の姉じゃダメなの?」



「……、っ?……!!!」



< 176 / 246 >

この作品をシェア

pagetop