一途で嘘つきな先輩は、私を溺愛してきます。
第6章 甘くて苦いチョコレートパフェは定番
祝福
海に行ったあと、色んなところを回りいつの間にか夜になっていた。
「先輩って妹さんいるんですか…?」
「ん、今中3」
「わぁっ……い、一個下だっ…!?」
「なんか嬉しそーだね」
「私妹タイプだってずーっと言われてて……後輩にもからかわれることがよくあったんです……」
「へー……ちなみにからかった後輩後で
言いなよ。」
「……?は、はいっ」
「……まぁでも実際妹だし、妹タイプだよねー、うん……あー」
「ど、同感っ、みたいな声出さないでっ…」
「んー…でも、お姉ちゃんになれるんじゃない?」
「ほ、ほんとですかっ……って本物になりたいんですって私……っ、」
でも、ワガママだしお母さんに迷惑だし……うぅ、…あぅ……
「義理の姉じゃダメなの?」
「……、っ?……!!!」