一途で嘘つきな先輩は、私を溺愛してきます。

だが、ぎゅっとされた感覚がして耳が正常に戻った。



「……おい湊。千代華を独り占めするな〜〜俺の妹だぞ」



「いや、俺の彼女だから。」


「……何このラブラブカップル……っ、私にも分けてよ……」



「尚大お前支えてくれる可愛い彼女欲しいって言ってたよな。んで菜奈お前、尚大のこと…「お兄ちゃんっ??これ以上言ったら許さないよ?」



「え、菜奈って俺の事…」


「ち、違くて…尚大先輩っ…」


あれ、菜奈ちゃん顔真っ赤っか……。

「……後で、一緒に話そ。」「…っ、はい」



新しい恋の予感……?


お兄ちゃん頑張れ……!!!



「……と、とにかくっ…!」



「湊と千代華ちゃん!!おめでとう〜〜っ…!!」


私たちは1度目を見合せてから、
微笑んだ。



ーーー



祝福END






< 182 / 246 >

この作品をシェア

pagetop