一途で嘘つきな先輩は、私を溺愛してきます。
だが、ぎゅっとされた感覚がして耳が正常に戻った。
「……おい湊。千代華を独り占めするな〜〜俺の妹だぞ」
「いや、俺の彼女だから。」
「……何このラブラブカップル……っ、私にも分けてよ……」
「尚大お前支えてくれる可愛い彼女欲しいって言ってたよな。んで菜奈お前、尚大のこと…「お兄ちゃんっ??これ以上言ったら許さないよ?」
「え、菜奈って俺の事…」
「ち、違くて…尚大先輩っ…」
あれ、菜奈ちゃん顔真っ赤っか……。
「……後で、一緒に話そ。」「…っ、はい」
新しい恋の予感……?
お兄ちゃん頑張れ……!!!
「……と、とにかくっ…!」
「湊と千代華ちゃん!!おめでとう〜〜っ…!!」
私たちは1度目を見合せてから、
微笑んだ。
ーーー
祝福END