一途で嘘つきな先輩は、私を溺愛してきます。

大好き


「先輩っ……!!」「ん、どしたー?」



「どしたー?じゃないですよっ……!!あ、あ、ぁあ、あさ!!
どうしてくれるんですかっ……!!!」


私は怒っていた。



先輩の身勝手な行動に、


「公の場でキスしただけでしょ」


「だけ……って、うぅ、女子の嫉妬の怖さを知ってますかせんぱぁぁい……」



この出来事は朝に遡る。



「おはよー、千代華。」「あ、あさひく
「噂のアサヒくんですかー、お前彼氏じゃないのに、キスマつけるって何様のつもり」



は、はやっ…噛みつきが早すぎる…!!


「えー、俺は……千代華が幸せそうにくっついてたから剥がしてやろー…って思っただけですよ、せ、ん、ぱ、い、?」



あ、朝日くん??


「ま、俺から離せるもんならやってみな」



「上等だ。……千代華泣かされたら俺のとこ来るんだよ」


「…………へ?えっと……よくわかんない…」



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