一途で嘘つきな先輩は、私を溺愛してきます。



「……千代華の人たらしが……」



「先輩……っ?なんで頭かかえてるんですか……?」




「あーーうん、なんでもない」



「花さん、またあえるといいなぁ」

「また来るよう言っとく。」


「ほんと……っ!?嬉しいっ………て、
先輩先輩っ…!!チョコ食べようっ…!」


「はいはい。」



「先輩っ、これなんか中入ってる」


「あ、それダ「……う、にがぁ……」


「……?これダメでしたかっ…!?」


「………それ、ウイスキーボンボンだよ。少量だろうけど。」



「う、いすきーボンボン……?えっ、あ、あのお酒入ってるやつ……っ!?」


「……空が入れたのか、……潰す。」




「あ、ぅ、せんぱ……いっ……、なんか喉
あついよぉ……っ、」



「あー……水飲んで。」



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