一途で嘘つきな先輩は、私を溺愛してきます。
……ん、、あ……もう8時…か、
今日お母さんたちいないから、ご飯食べずに寝ちゃった……あはは、、
あれ、優ちゃんから連絡……と、先輩だ、
……先輩、ごめんなさい、
優ちゃんからは、
どう?伝えられた?電話で報告すること!
って来てた。
電話…しよう。
着信音が2回、3回となる。4回目がなろうとした時、
《もしもしー!千代華?どうだった!》
「あ……優ちゃん。……その、」
《……その調子だと、ダメだった?》
「え…っと、先輩、美園、先輩といて…」
《……はぁっ!?》
あからさまにきれたような声を出す。
小声であんの、、会長がぁと言っているみたい。
《……それで、逃げてきたってわけ?》
「……ぅう、はい。」
《全く…、先輩は私の!!って言いに行けばよかったじゃない》
「……えへへ、全く私ったら情けないよね」