一途で嘘つきな先輩は、私を溺愛してきます。

きぃーーーーっ!!!と大きなブレーキ音。



それが、湊くんと私の最後となった。



千代華 外傷は軽傷にちかいが、頭を打ってしまい、昏睡状態に陥る。


湊 軽傷にちかいが安静が必要。

という感じだったらしい。



私は、最近の出来事の記憶を喪失。一時的な、海馬の低下。



となった……というわけ。


⭐︎⭐︎⭐︎

《俺は、千代華に助けられた。でも、危ない目に合わせた。そんな俺がそばにいちゃ行けない。ずっと縛り付けてたのに、今更すぎて笑えてくるでしょ?》


「、みなとく、…」


《ずっと好きだった。千代華が中心で世界が回る。けど別れよう。千代華はちゃんと幸せになって。》



私だって、先輩が中心で世界が回るの。


なんでよ、私は先輩のことを助けたくて、
助けて…、庇った、だけだよ、?



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