一途で嘘つきな先輩は、私を溺愛してきます。
「…ん、ベットいこ、」
おでこにキスを落として、
ベットに私を置いた。
私の隣に先輩が寝転ぶ。
ギシ、と音が鳴る。
髪が顔にかかると、先輩の細くて大きい手が耳にかけてくれる。
「……ねぇ、……、ちよか、」
「……はい、?」
熱を持った熱い瞳でわたしをじっと見てくる。
「……キスの先、のことを考えたこと…ある?」
「……、」
「ないでしょ、俺さ、もう我慢できない、かも」
「…….……なら、」
「え、?」
「…っ、先輩なら、いいって…いったのっ」
「っ、え、」
酷く動揺してる顔。
「…痛くて、泣いちゃうかも、それでも?」
「…、好きだから、……ずっと、一緒が、いい…から、」
私はギュッと拳を作って、