一途で嘘つきな先輩は、私を溺愛してきます。
あっ、、そうだ。
「お、お弁当食べましょうよっ……!!
時間無くなっちゃう………っ、」
「………ん、そっか。食べよー」
よ、良かったぁ……って……ん?
先輩のお腹のほうに回っている手は一切離されない。
こ、このままなのっ……?
いや、気にしない気にしない。
もう気にしたらもう終わりみたいなところあるもん……
私は気にしてないふりをして、お弁当を開けた。
「……わ、これ、千代華が作った?」
「え、えっと………はいそうです!」
「すごー……」
キラキラした目で私のお弁当を見る。
そんなに……?