一途で嘘つきな先輩は、私を溺愛してきます。


うっとりした目で見つめる私を半ば呆れたように笑いながら見てるのはペアの朝日くんで




ペアは隣の席になるらしい。



で、さらに通路を通してあはは……と軽く笑っているのは同じ班の芝くんと優ちゃんペア




「そんな扱いでいーの?あとから出てきた会長様にすぐ奪われちゃうわよ?」



「………っ、分かってる…、」







何の話をしてるの?



よくわかんないけど先輩の話?



そういえば先輩に…あんなこと言われたけど
私どうすればいいんだろ……




……


昨日
『ひゃ……先輩なにっ?』



『千代華、明日体験じゃん?』



『は、はい……そうですけど。』


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