一途で嘘つきな先輩は、私を溺愛してきます。
「……な、なんだよ…」






「ふんっ、」「おい……」「ざまぁみろ聖」





そうして、みんなのピリピリが収まったのは
朝日くんが降参だ……というように




「すみませんでしたー、」

と言ってからだった。



「ね、トランプしない?」


芝くんが思いついたように言う。


「いいよー!何する?」

おっ、優ちゃんが乗った。これで安心。



「でもバス内じゃ、厳しくね?」



「じゃあ…UNOしよーぜ。」


「おーいいねー!しよしよ」



☆☆☆



そうしてUNOを楽しんでいた。




「……〜っ、はい!UNO!」



「は、はぁ?な、なんでそんなにはえーの?」


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