一途で嘘つきな先輩は、私を溺愛してきます。
私もちょっとのぼせてる…



「ちよかーー、ましろーー」



「「?」」


あ、朝日くんだ。



「班反省会の時間だから、食堂の机借りて
話そーぜ「優ちゃん、顔あっか……、のぼせた?」




あちゃちゃ……、朝日くんめっちゃ唇かんでる……



まぁ、ここは芝くんの会話に乗ろうかな……



「私はだいじょぶなんだけど、お風呂の最中
で色々と事件がありまして……長くなってしまいましたのよ……」



「そっか……って、え?」


「……ん……」


「あ、優ちゃんアウトだ…」



芝くんのスウェットを掴み胸に倒れ込む優ちゃん。


うほー、大胆ですねぇ……


「………」


芝くんはパニックで止まってるけど。


「おい、こうすけー」「……………っあ、ごめん。」



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