蒼い情熱が導く、あなたの極上な愛に酔いしれたら

ワンピースもランジェリーも全て脱がされて、大きなベッドに倒される。

彼も着ていた服を脱ぎ、裸に。

ギリシャ彫刻の様に美しく逞しい肉体に、頬が赤く染まってしまう。

こんなに綺麗な身体を前に、


「はずかしく…て…」


恥ずかしくて、私は自分の手でバストを覆ってしまう。


「恥ずかしくなんかないよ。とても綺麗だ」

「…っ」

「もっとよく見せて」


彼の手が私の手を取り、隠していた場所にまたキス。

じんわりと、指差で探られた場所から蜜があふれていく初めての感覚。

今度は彼の熱くなったもので探られてー…


「っ……!」


初めて、誰にも許した事のない場所へ。

さっきまで抜けていった力が嘘みたいに、無意識に身体中に力が入ってしまう。

そんな私の反応に気づく様に、


「…もしかして、」


彼は動きを止めてくれた。
< 15 / 76 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop