蒼い情熱が導く、あなたの極上な愛に酔いしれたら

身体にシャワーを当てながら、また鼓動が早くなっているのがわかる。
高揚と緊張が交差する。
身体を重ねる関係になったものの、バスルームで裸を見られるのは別の恥じらいがある。
もっとちゃんとケアしてくれば良かった…
残念に思われたらどうしよう。
今からでも蓮さんの妻としてちゃんとやらなきゃ…

そんな事を考えていると、


「っ…」


首筋に感触…
蓮さんが私の肌に唇を這わせていた。


「あっ…」


声が溢れてしまう。首筋から背中、優しく私の肌を吸っていく。


「綺麗な肌だ。ドレスが似合うだろうね」


耳元で甘く囁かれるとクラクラする。


「洗ってあげる」


蓮さんはソープを手にとると、背後から私の肌に滑らせた。
背中、腕、そしてー…
その手が私のバストに…


「あっ…んっ」


声を抑えようとしたけど無理。


「わたし…恥ずかしい…」

「恥じらう必要なんてない。夫婦だろ?」


そうだ。
さっき蓮さんが言っていた様に私達はもっと親密にならなければいけない。


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