年上幼馴染の一途な執着愛
「あやまってよっ……あやまってよぉ! わるいこと言ったら、ゴメンナサイしなきゃダメなんだよ!?」
「わかった、わかったから! ごめんって。俺が言いすぎた。謝るから頼むから泣きやめ!」
「ないてないもん!」
「嘘つけ! めちゃくちゃ泣いてんじゃねーか!」
「ないてないのー!」
「ああもうわかった! わかったから泣くなよ、俺こういうのどうしたらいいかわかんねぇんだよ!」
いつのまにか、泣いている私とそれを必死に宥めようと焦っている日向に変わっていた。
お兄ちゃんは、トイレから出て玄関から外に向かった時にさぞ驚いたことだろう。
妹が怒りで号泣していて、友達がおろおろしながらそんな妹を宥めようと奮闘していたのだから。
「……何、どういう状況?」
「おにーちゃん! たすけて!」
「セーヤ! 助けてくれ!」
「え、……え?ケンカ?」
「おにーちゃん! この人! ヒナタ! ヒナタが、わたしのことチビって言った! クソガキって言った!」
「だからそれはごめんって謝っただろーが! つーか呼び捨てすんな妹!」
「妹じゃなくてユーヒだって言ってるでしょ!? しかもごめんって言いながらまだおこってるじゃん! おにーちゃん、ヒナタこわい!」
「なっ!? 別に怒ってねぇよ! つーか話聞けよ呼び捨てすんなっつっただろ! おいコラ待て! ユーヒ! セーヤを盾にすんな! セーヤ、違うから! 違うからな! 俺ちゃんとユーヒに謝ったからな!」
「かおがおこってるもん!」
「元からこんな顔だわ文句あんのか!」
「ほらおこってるー! おにーちゃーん!」
「ああもう悪かったって! もう怒ってねーから!」
私はお兄ちゃんに泣きついて、日向はそんな私を見て必死にお兄ちゃんに弁解していて。
「……二人とも、会ったばっかだよな?いつの間にそんな仲良くなったの?」
お兄ちゃんが首を傾げた時に
「なかよくない!」
「仲良くねぇよ!」
と声が揃った私たちを見て、お兄ちゃんが噴き出しちゃって。
「あははっ!やっぱ仲良いんじゃん!」
私も日向も本気で言い合いしてたのに、お兄ちゃんが面白そうにケラケラ笑うからむすっとしてそっぽを向いた。
「わかった、わかったから! ごめんって。俺が言いすぎた。謝るから頼むから泣きやめ!」
「ないてないもん!」
「嘘つけ! めちゃくちゃ泣いてんじゃねーか!」
「ないてないのー!」
「ああもうわかった! わかったから泣くなよ、俺こういうのどうしたらいいかわかんねぇんだよ!」
いつのまにか、泣いている私とそれを必死に宥めようと焦っている日向に変わっていた。
お兄ちゃんは、トイレから出て玄関から外に向かった時にさぞ驚いたことだろう。
妹が怒りで号泣していて、友達がおろおろしながらそんな妹を宥めようと奮闘していたのだから。
「……何、どういう状況?」
「おにーちゃん! たすけて!」
「セーヤ! 助けてくれ!」
「え、……え?ケンカ?」
「おにーちゃん! この人! ヒナタ! ヒナタが、わたしのことチビって言った! クソガキって言った!」
「だからそれはごめんって謝っただろーが! つーか呼び捨てすんな妹!」
「妹じゃなくてユーヒだって言ってるでしょ!? しかもごめんって言いながらまだおこってるじゃん! おにーちゃん、ヒナタこわい!」
「なっ!? 別に怒ってねぇよ! つーか話聞けよ呼び捨てすんなっつっただろ! おいコラ待て! ユーヒ! セーヤを盾にすんな! セーヤ、違うから! 違うからな! 俺ちゃんとユーヒに謝ったからな!」
「かおがおこってるもん!」
「元からこんな顔だわ文句あんのか!」
「ほらおこってるー! おにーちゃーん!」
「ああもう悪かったって! もう怒ってねーから!」
私はお兄ちゃんに泣きついて、日向はそんな私を見て必死にお兄ちゃんに弁解していて。
「……二人とも、会ったばっかだよな?いつの間にそんな仲良くなったの?」
お兄ちゃんが首を傾げた時に
「なかよくない!」
「仲良くねぇよ!」
と声が揃った私たちを見て、お兄ちゃんが噴き出しちゃって。
「あははっ!やっぱ仲良いんじゃん!」
私も日向も本気で言い合いしてたのに、お兄ちゃんが面白そうにケラケラ笑うからむすっとしてそっぽを向いた。