年上幼馴染の一途な執着愛
「夕姫がいないのに二次会行ったって仕方ないから最初から星夜には許可も取ってた。だけど友達は知らなかったやつがほとんどで当たり前のように連れていかれそうになって。捕まってる間に夕姫は見失うし、連絡取れないしで焦って、おじさんたちに断り入れて慌てて車飛ばしてきたんだ」
「……ごめんね。心配かけて。私、今までこんな気持ちになったことなくて。自分がこんなにヤキモチ焼きだなんて知らなかった。日向と和歌さんが付き合ってたって知って、すごいモヤモヤしてイライラして。さっきのことだって、支えてるだけだろうってわかってた。だけど、それがすっごい嫌で……日向のこと見たらつらくなるから、見ないようにして避けちゃった」
「夕姫……」
「だから電話かかってきた時にも出られなかった。日向を責めてしまいそうだったから。感情的になって、最低なこと言ってしまいそうだったから。だから最初の何回か、わざと出なかったの。本当にごめんなさい」
「そうだったのか。でも結局それは全部俺が悪いな。不安にさせてごめんな。とにかく今は夕姫が無事でよかった」
わざと電話を無視したのは私なのに。
日向は私を責めるどころか、自分が悪いからと謝り続けた。
「……日向は、私を甘やかしすぎだよ」
「当たり前。言っただろ? お前のこと甘やかすって。正直まだ全然足りないくらいだよ。もっと甘やかして俺無しじゃ生きていけないくらいにしたいんだから」
さらっととんでもないことを言われた気がするけれど、日向は
「でも、夕姫が嫉妬してくれたことがこんなに嬉しいなんて思わなかったな」
と私をギュッと抱きしめた後に何度もキスをくれる。
「……ごめんね。心配かけて。私、今までこんな気持ちになったことなくて。自分がこんなにヤキモチ焼きだなんて知らなかった。日向と和歌さんが付き合ってたって知って、すごいモヤモヤしてイライラして。さっきのことだって、支えてるだけだろうってわかってた。だけど、それがすっごい嫌で……日向のこと見たらつらくなるから、見ないようにして避けちゃった」
「夕姫……」
「だから電話かかってきた時にも出られなかった。日向を責めてしまいそうだったから。感情的になって、最低なこと言ってしまいそうだったから。だから最初の何回か、わざと出なかったの。本当にごめんなさい」
「そうだったのか。でも結局それは全部俺が悪いな。不安にさせてごめんな。とにかく今は夕姫が無事でよかった」
わざと電話を無視したのは私なのに。
日向は私を責めるどころか、自分が悪いからと謝り続けた。
「……日向は、私を甘やかしすぎだよ」
「当たり前。言っただろ? お前のこと甘やかすって。正直まだ全然足りないくらいだよ。もっと甘やかして俺無しじゃ生きていけないくらいにしたいんだから」
さらっととんでもないことを言われた気がするけれど、日向は
「でも、夕姫が嫉妬してくれたことがこんなに嬉しいなんて思わなかったな」
と私をギュッと抱きしめた後に何度もキスをくれる。